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事業戦略 日本一の“食べもん家”をめざして、第二の創業が今始まる。

「大衆食」というカテゴリーの中で日本一を極めたい。

FC展開はスピードが勝負です。全国ベースでブランドを確立するためには、コピーブランドの進出でブランドイメージの低下を防ぐためにも、短期間に一気呵成に展開を図る必要があります。2002年12月の上場以来、消費者に喜ばれる業態開発に努めてきました。短期間にシェアを獲得するために、積極的なFC加盟募集活動と、FC加盟店の迅速な出店への取り組みを強化。

そして各地の有力な企業と手を結び、エリアフランチャイズ(地区本部)制を本格的に導入しました。FC環境整備が整えられた今、この1〜2年が勝負と考えて、一気に出店を加速します。その成長ドライバーとなったのが、2年前から展開している郊外型「まいどおおきに食堂」と「手作り居酒屋かっぽう ぎ」です。前者は郊外における日常食需要の増加、後者は定食屋プラス居酒屋の二毛作業態が団塊世代の心をつかみました。

現在、当社の全店舗数は直営とFCを合わせて700店舗を超えましたが(平成19年4月末現在)、このうち直営は主に近畿圏と関東地方の一部だけで、それ以外の地域はすべてエリアフランチャイズ制を採用しています。エリアフランチャイズ制を本格化させたことで、とくに2業態のFC出店のスピードを加速させます。また、既存店のブラッシュアップと不採算店のスクラップ&ビルドも積極的に進めていく方針です。

外食・中食・内食を含めた食マーケット全体が成熟期を迎え、マーケットの構造変化が進む中で、高級路線ではなく、徹底して日常食や大衆食にこだわり、ブランドや業態の開発に取り組んでいます。「大衆食」という名のカテゴリーは最も多くの方に食べていただける巨大なマーケットであると同時に、味や雰囲気、サービスだけでなく、人の温かみや優しさに対する要求にもしっかり応えていかなければなりません。それだけに今後いろいろな業態を開発していく余地は大きいと言えます。

私たちはこのカテゴリーに挑戦することを通して、外食産業の中で日本一の温かくて厳しくて思いやりのある会社にしたいと願っています。現在、30近いブランドや業態がありますが、FCに向いている業態、直営が良い業態を見極めながら、既存の業態のブラッシュアップを図りつつ、「大衆食」の業態に絞り、今後も時代のニーズに合った業態を開発し続けることで差別化を図ってまいります。そして大衆居酒屋の業態ならそのカテゴリーの中でナンバーワンを目指すという意欲的な企業でありたいと考えています。

一緒に働く全ての仲間がそれぞれの夢を実現できる組織へ。

終身雇用などとんでもないと言われる時代の中で、当社は定年制度をなくし、自分で定年を決めるユニークな経営を貫いています。当社では日本の昔ながらの経営手法の良さや温かさを生かしておきたいと考えており、同様に、やればやるほど自分に儲けが還ってくる成果配分制度についてもすでに食堂とカレーの店で試験的に運用され、ビジネスパートナーとして独立採算で経営されています。

このように、「食」をビジネスとして展開するからには、お客様に喜んでいただくのは当然ですが、一緒に働いてくれる人達とも喜びや幸せを共有できる組織でありたいと願っています。そこには将来独立したい人もいれば、料理を極めたい人も、またマネジメントを勉強したい人もいる。こうした働いている一人一人の夢をかなえてあげたい、夢の実現を応援したい。彼らの人間としての成長と、企業の成長がリンクすることが大切だと考えています。